
バンドを組んで練習も重ねてきたけど、「そろそろライブ活動を始めてみたい!」という初心者バンドマンの皆さん。この記事では、初めてのライブ活動に必要な準備・流れ・成功のポイントを徹底的にわかりやすく解説します。
この記事を読めば、ライブ出演の具体的な流れから集客・告知、必要機材までしっかり理解できますので、ぜひ参考にしてください!
ライブの種類を知ろう!初心者におすすめは?
一口に「ライブ」といっても様々な種類があります。それぞれ特徴が異なるので、自分たちのバンド状況に合ったものを選ぶのが大切です。
ブッキングライブ
初心者バンドに最もおすすめなのが「ブッキングライブ」です。ライブハウスのブッキングマネージャーが複数のバンドを組み合わせてイベントを企画してくれます。
メリット
- 主催者が準備してくれるので負担が少ない
- 他バンドとの交流が生まれやすい
- 初心者でも参加しやすい
オーディションライブ
出演にあたって審査があるライブです。プロ志向の人はチャレンジしてみましょう。
メリット
- 審査に通れば注目度アップ
- プロダクションの目に留まる可能性
イベントライブ・主催ライブ
バンド仲間と合同でイベントを企画するライブです。ある程度経験を積んでから挑戦するのがオススメ。
ワンマンライブ
自分たちのバンドだけで行うライブ。集客力や演奏力が十分ついてから目指しましょう。
ストリートライブ
公園や駅前など、屋外で行うライブ。費用が少なく済むため、初心者の腕試しに向いています。
ライブ出演までの流れ
ここでは、ブッキングライブに出演するまでの一般的な流れを詳しく説明します。
1. デモ音源をライブハウスに送る
まずは自分たちのバンドのプロフィールとデモ音源を作成しましょう。録音はスタジオの一発録りでもOKです。
- 提出方法:
- CD-Rやカセットに焼いて郵送
- SoundCloudやYouTubeにアップしてURLを送付
2. ライブハウスから連絡を受ける
デモ音源を確認後、ライブハウスのブッキングマネージャーから連絡が入ります。出演日程の候補が提示されるので、メンバーのスケジュールを確認します。
3. 出演契約を結ぶ
出演を確定すると契約成立です。以降のキャンセルは基本できないので慎重に返答しましょう。
4. チケットが送付される
ノルマ枚数分のチケットが郵送されます。出演条件なども同封されているので必ず確認しましょう。
ライブハウス出演の条件と注意点
オリジナル曲の演奏
基本的に著作権の関係上、オリジナル曲のみの演奏が求められます。コピー曲を演奏したい場合は事前に相談しましょう。
チケットノルマ
- ノルマ:20枚程度
- チケット価格:1500円前後
- 自腹リスク:約3万円前後
- 超過分のバック:50〜70%が一般的
集客次第で赤字も黒字もあり得ます。積極的に告知して集客を目指しましょう。
持ち時間
通常30〜40分程度。曲数で言えば5〜6曲が目安です。
出演条件を必ず確認
- 持ち時間
- キャンセル規定
- ノルマ枚数
- チケット精算ルール
告知と集客がライブ成功のカギ!
ライブを成功させる最大のポイントは集客です。友人・知人・SNSフォロワーなど、できる限り多くの人に来てもらいましょう。
告知方法
- SNS活用:X(旧Twitter)・Instagram・TikTok
- LINE公式アカウント:身近な人に直接告知
- フライヤー配布:スタジオやライブハウスに設置
- ライブハウス公式サイトへの掲載
告知文のコツ
- 日時・場所・チケット代を明記
- 出演順や対バン情報を紹介
- ハッシュタグを活用
ライブ当日に必要な持ち物
当日忘れ物をすると演奏に支障が出ることも。事前にチェックリストを作りましょう。
ギター・ベース
- 楽器本体
- シールド・チューナー
- エフェクター
- 替え弦・電池・工具
ドラム
- スネアドラム
- キックペダル
- スティック・チューニングキー
その他共通
- 譜面台(必要な場合)
- タオル・飲み物
- セットリスト
- チケット・精算用現金
リハーサルスタジオでの事前練習法
本番前のリハーサルも重要です。ライブ当日の流れをシミュレーションしながら練習しましょう。
- セットリスト順に通し練習
- 曲間のMCを決める
- 転換(楽器交換)のタイミング確認
- PAへの指示事項確認(音量・エフェクトなど)
【比較表】ライブの種類と特徴早見表
ライブ種類 | 難易度 | 費用負担 | 集客力 | 初心者向け度 |
---|---|---|---|---|
ブッキングライブ | 低 | 中 | 中 | ◎ |
オーディションライブ | 中 | 低 | 高 | △ |
イベントライブ | 中 | 中 | 中 | ○ |
ワンマンライブ | 高 | 高 | 高 | × |
ストリートライブ | 低 | 低 | 低 | ◎ |
まとめ:バンド活動を長く楽しもう!
バンド初心者がライブ活動を始めるには、ブッキングライブからスタートするのが王道です。ライブ活動は演奏技術以上に「準備力」「集客力」「コミュニケーション力」が重要です。しっかり準備を整えて、最高のライブデビューを飾りましょう!
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