デモ音源セルフレコーディング方法

Mix

以前デモ音源セルフレコーディング方法を書きましたが、その時の記事は一発録りについて書きました。

セルフレコーディングのもう一つの方法として、バラ録りがあります。

今回はバラ録りについて書いていきます。

バラ録りについて

そもそもバラ録りというものが何なのかを解説していきます。

マルチトラックレコーディングと言われるもので、その名の通り全ての楽器を別で録音する事をいいます。

基本的にこの方法でプロの方たちはレコーディングを行っています。稀に一発録りでやられる方もいます。

レコーディング

10年前まではMTRでレコーディングする事がアマチュアバンドマンでは主流でした。
MTRとはマルチトラックレコーダーの略で近年はHDDが搭載されているMTRが主流です。以前はカセットMTRやMD、DAT等あらゆるメディアを使用し録音出来るMTRが登場しました。
アマチュアバンドマンも、ここ数年で全てPCによるレコーディングが主流になりました。
理由としては、DAWのソフトウェアが大幅に安くなり、今までアマチュアでは手が出せないプラグイン関係も安くなったのが理由の一つとしてあげられるでしょう。

必要な機材

今回は現在主流であるPCを利用してのレコーディング方法をお話しします。

楽器を個別に録音する為には、マイク、マイクケーブル、マイクスタンド、オーディオインターフェース、PC、DAWが必要です。

マイクやマイクケーブル、マイクスタンドはスタジオ等で無料または有料でレンタル出来るとことがほとんどですので、
PCとDAWとオーディオインターフェースを揃えればレコーディングが出来る環境になります。

レコーディングはマイキングが大切

レコーディングは録り音が非常に大切になっていきます。マイクと楽器やアンプとの距離やマイクの角度、どういったマイクを使用するのか等、
音は距離や聴く角度によって音が変わって聞こえるので、録り音が悪いと、プレイ自体は良いのに音が悪いということになりかねません。

ミックスとマスタリング

ミックスは音量のバランス、ピッチの補正、EQやコンプレッサーの調整を行う作業

マスタリングは全体の音質調整や音圧を上げる等最終調整の事

ミックスは自分で行いマスタリングは業者に任せると言うこともよくあります。

CD等の音源を作成する場合は1曲目から2曲目へ移る時の曲間等の情報も合わせて入稿しなければならない為、DDPというフォーマットが主流になっています。

DDPは「Disc Description Protocol」の略称で、米国DCA社が開発したCD用マスターデータのフォーマットです。

データなので劣化がなく、インターネットでプレス業者に入稿できマスターの主流になっています。

まとめ

今回はセルフレコーディングの方法について書きました。レコーディングは経験ですので、何度も録音してミックスやマスタリングやマイキング等を勉強していくものです。
奥が深くてレコーディング・エンジニアの方も日々勉強だと言います。

経験が全てで、先ずは最低限必要な機材を揃えレコーディングしてみましょう。

  • この記事を書いた人

ron

13歳でアコギから始め、14歳でエレキギターを入手。 中学生時代にコピーバンドからスタート。高校生まで続ける。 大学時代、先輩のバンドに加入し、全国をライブで回る。 定期イベント主催し、企画、運営、広告制作やSNSでの告知など全般的に担当。 CDやグッズの制作時には、デザイン入稿やディストリビューションなども担当。 ライブハウスでブッキングやPA、レコーディングエンジニア、副店長を経験。 現在、会社員として働きながら、現在のバンドでは作詞作曲、ギターボーカルを担当。

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