私がギターを弾き始めた理由は作曲がしたかったからなのですが、当時中学3年生の私は音楽知識というものがまるでありませんでした。
曲ってどうやって作るのだろう?
何かルールがあるのかな?細かいことが気になって仕方ありませんでした。
当時いくつかの音楽教本を読みましたが、私がほしかった言葉は教則本には書いてありませんでした。
今日は当時15歳の私が欲しかった言葉を簡潔にズバリ言っていきます。
【作曲方法】作曲にルールなし
まず第一に、作曲にルールはありません。
もちろん知識が無く作曲すると、このコード進行なんだか変だなぁとか、聞いてて気持ち悪いなぁとかありますが、自分がよけりゃあそれが正解です。
何も気にせず、突き進んでください。
【作曲方法】小ネタを作るし
作曲に唯一ルールがあるとすれば小ネタ作りです。
ギター、ピアノで弾き語ってもいいし、鼻歌でもいい、Aメロでもサビでもリフでも、何でも構いません。
街の音、生活音、そんなものでもいい、とりあえず自分の曲のイマジネーションに繋がる小ネタをあつめてください。
みじかい小節、30秒程度の小ネタ(これより短くても、長くても大丈夫!)をいつもあつめることを意識していてください。
それをスマホのボイスレコーダーに録音してください(スマホがない人は簡単なボイスレコーダー等)それが作曲するための唯一のルールです。
なぜ小ネタが必要なのか?
一筆書きでは作曲できないからです。
例えば”I love you”という曲を書こうと思って取り組んでも、すらすらと一発では書けません。
つまづきながら何度も修正の繰り返しです。もし毎回すらすら作曲できるとしたら、よほどの天才か相当な音楽的鍛錬を積んでるかです。
私も作曲していると何年かに一回すらすらと最後まで書けることがありますが、それは小ネタの積み重ねと僅かな奇跡が組み合わさってのことです。
滅多に起こりません。ちなみに目安として、私が一曲を完成させる時に作る小ネタの数は約30~50個です。
大概がボツネタでここから生き残るのは5個くらいです。それを組み合わせたりまた膨らませたりします。
【作曲方法】組み合わせる
後はできた小ネタを組み合わせて下さい。
今回は初めての曲作りを想定しています。なので難しいことは一切考えず組み合わせて曲にしましょう。
ごく単純なプラモデルを想像してください。
頭のパーツ、胴体、右腕どこからでも構いません。できるとこから組み合わせて曲にしてください。
どんな不器用な形、不協和音に出来上がってもあなたが完成と思えたら完成です。
まとめ
小ネタを作る方法は、作曲をしている人ならプロ、アマ問わずやっている当たり前の作曲方法です。 エレキギターを手にして行う事が基礎練習です。基礎練習は非常に大切で効率的に基礎テクニックを身につける事ができますが、練習のフレーズを繰り返し練習していきます。あまりにも単調すぎて、飽きてしまいますし、 ... 続きを見る
でも当たり前すぎてあまり語られてません。しかし当たり前のことって初心者にはとても質問がしにくいことなのです。
わたしもそうでした。
”作曲ってどうやるんですか?”
”作曲にルールってあるんですか?”
これが15歳の私の質問でした。
曲作りに正解はありません。お風呂で浮かんだ鼻歌が大ヒットなんてこともあるのです。
いまあなたがふいに口ずさんだメロディーはたくさんの人が耳にする曲かもしれません。
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